Wechatでこんな内容の記事が配信されてきた。
”Wechat2016ビックデータ:デイリーログインユーザー7.68億人”
毎日のログインユーザー数が2016年でこの数に達したようです。これは昨対比35%増とのこと。
他にも数値がまとまっていたので紹介します。
(2017年1月4日配信の情報なので、現時点では最新情報のはず!)
利用ユーザーと利用時間
全ユーザーのうち半数以上が毎日Wechatを90分以上利用し、
その大半は80年代生まれ、90年代生まれが占めます。
ちなみに月間アクティブユーザーのうち1995年以降生まれ(ここでは17歳から21歳)
が占める割合は14%、老人人口(ここでは55歳以上)が占める割合はたった1%!
1%とは意外ですが、たしかに私が知る中国のおじいさんおばあさんも電話+ショートメール機能のみの簡易的なガラケーを使っています。
通話時間
Wechatでの通話時間は月に平均8〜9回、合計1時間程度の模様。
些細なことでもすぐに電話してくる中国人にしては少ないような・・
ただ、Wechat通話よりもまだまだキャリアの電話番号で電話をしてくる人が多いのが実感です。
それにしても55歳以上の合計通話時間が長い。・・ちょっと面倒くさそうですね(笑)
メッセージ送信数
メッセージの平均送信数がこちら。
21歳以下の若者で平均81通だと・・!?
55歳以上でも44通。
でも、確かにどの中国人も一概にして返事が早いです。
中国では仕事でもWechatを多用するため、ビジネスマンの場合PCにWechatをダウンロードしている場合も多い。
また、メッセージのうちボイストークが占める割合は13%〜22%。
55歳以上の方が多いというのはなんとなくうなづけます(笑)
中国人はボイストークが大好きです。
ちょっとした要件があればすぐにこのボイストークが飛んできます。
「いまタクシーで向かってる」
「渋滞ですこし遅れそう」
「たぶん10分くらい」
こんな感じ。
道を歩いているときや車を運転しているときはまあまあ重宝しますが、基本的には打てばよくね???と思ってしまいます。
早口で20秒近くまくし立てられるときは頼むから文字で送ってくれと思います。
お年玉配布数
この機能、ハテ・・?ですよね。
Wechatには「おとしだま(紅包)機能」があり、お金の送り合いが簡単にできてしまいます。
グラフにあるように日本でいう「大晦日」に一番たくさんお金が配られていますが、それにしても月に20回以上、平均300元以上は予想以上。
あ、そういえばクリスマスの日に友達から12.25元送られてきて嬉しかったことを思い出した。
しかも日本語授業の費用などもこの機能を通していただくことも多く、そう思うとこの数値もあながちオーバーではなさそうです。
それほど中国では電子マネーで少額のやりとりが頻繁に行われています。
Wechat万歩計
こんな機能があったことをはじめて知りました。使わないと。
しかし、やはり55歳以上が多いんですね。。
年代別好きな曲
どういう基準で割り出したデータかいまいち定かでないのですが(おそらくモーメンツLINEでいうタイムライン投稿内容から分析)年代別の好きな曲2016です。
「演員」しかわからない私はというと、90后(ジウリンホウ)です。
Wechat2016まとめ
というわけで今回はWechatユーザーに関するあらゆるデータを紹介してみました。
私が意外だな〜と思ったのは21歳以下のユーザーが結構アクティブだということ。
中国だと親が厳しかったりで高校生はあまりスマホを持っていない、もしくは使用制限されているようなイメージがありましたが、この結果を見る限りめちゃくちゃアクティブですやん!
しかも21歳以下のユーザーも月に400元近くの人民元をWechatで動かしています。
この年代はどのアプリでお金を落とすか?タオバオで何を買うか?学校帰りにどこに寄るか?などを見極めて情報発信すれば十分優良なターゲット層になりそうです!