ごきんじょログ

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「牛丼ばかり食べていたあの頃」が誰しもあると思う

何年ぶりの投稿??当時の彼が夫となり、1児の母をやっているとは・・

 

今日、晩ごはんに牛丼の上(牛皿)を買って家族で食べました。

そこで「牛丼ばかり食べてた頃が懐かしい」という話になりました。

夫にとっては社会人になりたてで夜遅く帰っていた頃や、友人の映画撮影をスタッフとして手伝っていた頃など。

私にとっては4人部屋のシェアハウスに住んでいた頃や、ITベンチャー社員だった頃の昼休み。

そうね、お金がなかったよね。サラダをつけない罪悪感は金欠なりにあったけど。

 

では安くて早いから仕方なく牛丼を食べていたのか?というとそれも違って、下っ端なりに忙しい時間に区切りをつけてようやく食べ物にありつくあの時間は、やっぱり幸せだった気がします。

 

でも、いつからか牛丼屋に通わなくなった。

考えてみると、同棲を始めてからが一つの節目かもしれない。

言われてみると、2人で生活していて「今日も牛丼でいいか」には限界があるし、牛丼生活とは「1人だったあの頃」の象徴なのかもしれない。

 

ということは、牛丼ばかり食べていたあの頃がなつかしいと思う人は、おそらく今は誰かと一緒にいる人なのかなと。

 

ということは、生活スタイルも変わっているはずで、だからこそ今はない時間が尊く見えるのだろう。

 

ここで、牛丼を見て懐かしいと思える人は幸福説が私の中で浮かび上がりました。

 

以前年上の女性と飲んでいた時も、「お金を用意して留学に行く前に通っていた牛丼屋があり、今も通るたびに当時を思い出す」話をしていて、私の中でも印象的に残っており、もしかしてみんなにそれぞれ思い出の店舗があるような気がしてきました。

 

現在進行形の人もいるだろうし、もしかしたらその人も生活スタイルが変わって、気づいたら通わなくなっているかもしれない。そしてやはり懐かしく思い出されるのだと思います。

 

今度誰かと会う時は、牛丼にまつわる思い出を聞いてみたい。

 

 

最近文章を書きたい欲(感じたことを残しておきたい欲)がすごく、このブログがしっくりきているわけでもないけれど、しっくりくる場所を探しております。