タオバオ巡回をしていたら、面白いAPPを発見しました。
その名も「HiddenTag」
実際にインストールしてみると、韓国製APPでした。
HiddenTagという特殊なホログラムタグシールをスキャンすると、その商品が本物かどうかを認識してくれるものです。
ネット上でも偽物が当たり前のように売られている中国では、
”商品がホンモノであることの証明”が異常に重視されます。
そのため販売者は商品と一緒にセルフィーなどをして信頼感を得ようとします。
が、それでも払拭できぬ不信感。
なので、こういうサービスは安心材料の一つとして活用されます。中国らしい。
本当に偽物だらけのタオバオ
かくいう私も偽物を購入したことがあります。
アディダスのスーパースター。
結構安くなっていたので勢いで買ったのですが・・
いざ届いて見るとアディダスのショップ袋に若干違和感が。
肝心の靴はというと、ホンモノそのものでなんとも判断し難いのです。
しかししばらく履くと表面がボロボロに!涙
まさか・・・偽物を買ってしまったのか・・・とやっと感じ始めた矢先、
実店舗で本物を見る機会がありました。
そして触って確信しました。
「私の、偽物や・・・・・」
確信犯でなくても買ってしまうことがあるのが怖いところ
このように偽物買うぞー!と意気込んで買ったわけでなくても結果として買ってしまったというケース、本当にたくさんあります。
なにも靴や服だけでなく、
化粧品、香水、生活用品にも注意してください。
シャンプー、リンスの偽物とか日本人の感覚では想像もできませんが
中国ではきわどいのが売られています。
あ!ほんとにHiddenTag貼ってある
韓国のSTYLENANDAのコスメライン、3CEでスティックチークを買ったのですが
そのパッケージにHiddenTagが貼ってありました!
どうもこの特殊タグシール、「韓中ブランド管理協会」という組織の認証を受けているようです。
韓国製品であふれる中国だからこそ、本物かどうかを間に立って認証する組織は必要とされそうですね。
また、そういう組織があってこそ商品がより受け入れられるようになると思います。
タオバオなどのEC店舗は圧倒的に日本製品よりも韓国製品が優勢のイメージです。
日本製品を中国に持ち込む場合は韓国の先例が手本になるケースが多いと言えます。