10代後半にもなると生え始める人も出てきて、友達との会話でも普通に登場するようになる「親知らず」という言葉。
小さい頃に親が親知らずを抜くとかなんとか言っていて、親知らずってなんだろう、、って思ったのをおぼろげに覚えています。
そう思うと親知らずという言葉って人生のいろんな場面で意外と登場してますね!
中国と韓国も例外なく、私は元々中国語と韓国語で親知らずという言葉を知りませんでしたが、どちらも現地での生活を通して覚えました。
そう、中国でも韓国でも友達ができればその中の誰かは絶対親知らずを抜いたことがあったり抜くことを考えたりしてるので、数ヶ月も現地にいれば絶対に登場する言葉なのです。笑
今回はたまたま韓国語で親知らずという言葉わ調べる機会があったのでご紹介します。
韓国語で親知らずは?
韓国語で親知らずは사랑니(サランニ)、直訳すると愛の歯。
사랑니 サランニ
愛の歯
由来がとても素敵で、大きくなり愛が分かり始めるころに生えてくるものだからだとか!
または、初恋に悩むような痛みを伴うからだそう。風邪や感情など、色々なことを아프다(痛い)で形容する韓国らしい解釈かも。しかしサランニって可愛いなー。
사랑니는 사랑을 알게 되는 나이에 나타나는 치아이며 새로 어금니가 날 때 마치 '첫사랑을 앓듯이 아프다' 하여 붙여진 이름이다.
ハングルノートさんが詳しく紹介してくれています!
親知らずは韓国語で「사랑니 サランニ(愛の歯)」と言うの?!理由は?? | ハングルノート
中国語で親知らずは?
中国語で親知らずは智牙(ジーヤー)、直訳すると知恵の歯です。
智牙 zhi ya
知恵の歯
こちらは大人になり物事がわかるようになってきたころに生えることから、"知恵がついた" すなわち "知恵の歯" と呼ばれるようです。
因为这四颗第三磨牙正好在20岁左右时开始萌出,此时人的生理、心理发育接近成熟,于是被看做是“智慧到来”的象征,故称它为“智齿”
日本語の親知らずの由来は?
wikiから引用すると以下だそう。
親知らずの由来は乳児の歯の生え始めとは違い、親がこの歯の生え始めを知ることはない。 そのため親知らずという名が付いた。 親知らずのことを英語では wisdom tooth という。 これは物事の分別がつく年頃になってから生えてくる歯であることに由来する
あれ!英語でも知恵の歯なのか!
中国の言葉って独自路線行くことが多いですが、ここは英語圏と同じなんですね。
しかも、中国語、韓国語、日本語って似てるか同じ言葉になることが多いのに、親知らずはそれぞれの国で別々の解釈してて面白いー!
まとめ
見比べてみると、どの国も生え始める時期に名前の由来があるようです。
思い返せば親知らず以外にも白髪が増えてきてだとか、笑うと小さいシワが目立つようになってきただとか、身体に関する言葉というのは意識せずとも日常的に使っているものです。
本に載ってない言葉でも、そういえばささくれってなんて言うんだろう?などと疑問に思ったら調べておくと実際に使う機会がやってくるはずですよ。
しかし20代後半になってから白髪とシワが気になるようになってきた。
それでは!