中国北京市に来て約1年弱になりますが、郊外に住んでいることもありあまり観光できてないことが気になりはじめたこの頃。そして数日前用事がありバスの路線を調べるため百度地図を開いたら、一番近くにいるバスの現在地まで表示されたりと、思いの外中国のバスが便利ということを知りました。
便利な機能はとりあえず試したい性分のため、早速交通手段を全てバスにチェンジ。(笑)百度地図べんりー!(2回目)
そして、バス、よい!
なんと行っても地上を走るので景色を見るのがたのしい。バス停のアナウンスをしてくれるので道の繋がりがわかる。もう、なんか、一日中乗っていたい。
というわけで!今日はそれを実行すべく家の近くのバス停から適当にいろいろなバスを乗り継いだら市内観光になるかどうかを検証して来ました。
北京のバスを乗り継ぎつづけるとどこにたどり着くか
結果から言うと、
▶︎満足度120%
地下鉄では気づかないような楽しい旅になりました!
ルートを以下にまとめます。
- 12:00~13:00 [821]金桥北门-十里河桥东(2元)
- 13:00~13:30 [623]十里河桥东-前门(1元)
- 13:30~15:00 前门(0元)
- 15:00~17:00 中国国家博物馆(0元)
- 17:00~17:30 [120]天安门东-左庄家(1元)
- 17:30~18:00 [404]左庄家-广顺南大街南口(1元)友人と合流
=総額5元(約80円)
なんと北京の人ならわかる高速環状線”南六環”という僻地から、気づいたら北京の中心”天安門”にたどり着くという奇跡を起こしました。ちゃっかり博物館まで行くツアー。そう、5元で!!!
写真でふりかえるバスツアー
▶︎スタート地点の田舎で撮影。ワンちゃんがひなたぼっこをしていました。飾られた福の文字が春節を思わせます。道に落ちているゴミはデフォルト仕様。
▶︎十河里で623に乗り換えてたどり着いた終点”前門”、まさかの中国に来る前モチベーションを上げるために見ていたYoutube動画の中で出て来た場所ではありませんか!古い街並みの中石畳に伸びるレール・・一体どこなんだろうと思いつつ名前がわからずに来れていなかった場所にくることができました(´;Д;`)
▶︎うまくつたわらずもどかしい・・!風が強く寒い1日ではありましたがPM2.5も嘘のように吹き去り綺麗な晴天が広がっています。
▶︎マンホールも観光地仕様。
▶︎そして歩くこと数分、天安門広場へ。毛沢東首席記念館に行こうとしたら、昼12:00閉園とのこと。いや、今15時前っす・・
▶︎広場の先には天安門がそびえます。
▶︎気を取り直して中国国家博物館へ。こちらも入場受付15:30までとやや早め。行かれる方ご注意!同じ時間に閉園する故宮に行くか迷いましたが寒すぎて断念。
▶︎パスポートを提示するとチケットがもらえます。入場料無料。
▶︎ただ、結構並ばされます。これは自称クリエイターである私の琴線に触れた列整理のポールを写真。ちなみにカメラマンの友人いわく私の携帯の画質はなかなかGOODだそうで、どこのメーカー?と聞かれたのですが800元(約13,000円)のシャオミーです。※10月にiPhoneを紛失し購入。シャオミーすごい。
▶︎肝心の国家博物館はというと、①古代中国史②復興近代史(アヘン戦争以降の復興史)の2大ブースにわかれており、館内が広すぎて②しか見ることができませんでした。近代史ですのでもちろん日本との関係が要所要所にでてきます。それをみた中国の子供が「おかあさん、これはどこの国のひと?」と聞いているのが聞こえていたり、おかあさんは子供にどう答えたかなどいろいろ考えさせられたのでまた記事にできたらなと思っています。
適当に乗ってもなんとかなった!
というわけで、急遽実行したバスツアー。帰りもバスで帰ることができました。バスに乗っていると凍った川でアイスホッケーしている人がいたり意外な道の繋がりを知れたりと地下鉄よりもたのしく時間を過ごすことができました。(遠回りはしますよ笑)
1乗車あたり数十円の世界ですので、臆せず乗りまくることをオススメいたします!このバスどこに向かってるんだろうと不安になっても大丈夫。百度地図(バイドゥマップ)を起動すればヒントを与えてくれるでしょう。