こんばんは!極寒すぎて更新が少し止まっておりました。
寒い地域(昼を除き基本的に氷点下)に初めて住んだのですが、あらゆるものが凍りますね!おもしろい。道端に落ちている○吐物なども凍っています(笑)
1時間100元の日本語教師再び
というわけで、今日はまた例のアプリを通して問い合わせのあった方へ日本語を教えてきました。
ダウンロードして数日ですが、すでに問い合わせが数件!
なぜか全員男性。年齢は20歳〜30台後半の間。
本日は日本に留学経験のある20歳の中国人男性。
留学したものの、未だに会話が苦手で継続して勉強したいとのこと。
東京で1年日本語を学んできた彼
中間の地下鉄の駅で待ち合わせし、指定の出口へいくとキラッキラのスニーカーを履いた茶髪の若い男性が。
「是你吗?」(あなたですか?)
「是我」(そうです)
挨拶をし、安定の肯德基(ケンタッキー)へ( ◠‿◠ )
中国ファーストフード店あるあるですが、店内は明らかに暖を取っているだけの人であふれていました。(笑)
話を聞くと、彼のスペックは以下の通り
北京在住の20歳
2015年夏から2016年10月まで両国にある日本語学校へ通う
東京でコンビニのバイトを見つけるも日本語ができずクビになる
その後中国人が経営する不動産屋でバイト、会話は全て中国語。
読み書きは多少できるが、話すことができない
ふむふむ・・
試しにこんな感じの簡単なテストを解いてもらいました。
・きょうは ともだち( )えいがをみます 正解:と
・サッカーより野球( )すきです 正解:が
・しごとは 5じ( )おわります 正解:に
しかし、
彼の正答率は50パーセント・・!
私は驚きました。彼がとても1年留学に行って来たとは思えなかったからです。
外国で同じ国の人間とつるむ恐ろしさ。
日本でも留学に行くときは日本人が少ないところにしろ、とか言いますよね。あとは少しくらい留学にいったところで言語は伸びないとか。
あれって、良くも悪くもたとえ外国であろうとその気になれば母国語で生活できちゃうからそう言われるのだと思います。
彼は典型的そのパターンでした。
東京という都市においては中国語だけである程度生活できてしまうということを物語っています。
正直中国に住む日本人も全員が中国語を話せるわけではないです。
むしろ日系企業に勤めている場合などは中国人社員も日本語を話せることが多く、中国語はほとんど話せないという方も多いです。
日本料理屋の店主も日本人であることが多く、日本語だけで生活できてしまいます。
でも、せっかく海外に住んでいるのに勿体無いと個人的には思います。
意識的に外国語を使う環境を作らないと母国語で生活できてしまうのは現代の便利さでもあり恐ろしさでもありますね・・!
海外生活は寂しい
まあでもわかります。しかたないです。
寂しいからね!!!
私は寒いキッチンで湯たんぽのお湯を沸かしている瞬間が一番寂しいです。日本帰りてえって思います。が、じゃあ帰りますっともいかないので週に1度くらい日本人の友達にあってSMAPだとか逃げ恥だとか日本でホットであろう話題をしながら温まるのです。
マッチングアプリをうまくつかった方がいい
日本語レクチャーの話にもどしますが、
今回の彼は中国に帰国してしまったが改めて日本語を勉強したいとのこと。
そして私にとっても日本語を中国人に教えることは自分の中国語のトレーニングになります。
今回の場合は以下の2点の要求をうまく満たした良いマッチング例になったと言えます。
・日本語を勉強したいが周囲に日本人が全くいない中国人
・中国に住んでいるが中国語を強制的に使う環境を作りたい日本人
私からすれば北京にはたくさん日本人が住んでいると思いますが、中国人の中には今まで日本人と話したことがない!見たことがない!あなたがはじめて!という人もたくさんいます。
ものすごいギャップですよね。
こういうギャップをうまく埋めるサービスがどんどん出てくるのはとっても楽しいなーと個人的に思います!知らない人に会うのは怖いという人も多いと思うけど、こういうサービスの利用者が増えればもっと世の中楽しくなりそう( ◠‿◠ )
こういうサービスをうまく使って、自分の環境は自分でつくってゆきたいですね!