韓国にいた頃、韓国はデリバリー文化が進んでるなあと思っていました。
ジャージャー麺とかすぐ持ってきてくれますからね。到着したらドライバーさんに3000ウォンくらい渡して、完了。
しかーし!
中国はその比じゃないくらいデリバリーが発達しています。
ミルクティーとか持ってきてくれます。そんくらい買いに行けよ!ってね。
でもスマホでぽちっとすれば本当に持ってきてもらえるんです。電子マネー先払い。
大雨と一杯のマックカフェ
以前上海へ出張へ行った時、目の前が見えなくなるくらいの大雨が降ってきました。
仕方なく高層オフィスビルのエントランスで雨宿りをしていると・・
目の前でデリバリーのドライバーさんがビニール袋を何重にも重ねたマックカフェを片手に依頼主を待っていました。
誰だよこんな日にコーヒー頼んだやつ・・
と胸を痛めると共に、一杯から頼めちゃうはすごい。と感心しました。
中国ではドライバーさんに自分の荷物を預けられる。
なにも食べ物のデリバリーだけに限らず、
中国では色々なモノを運ぶドライバーさんがあちらこちらにいます。
トラックではなく、バイクで。
そこから派生して、自分のものを預けたら指定の場所まで1時間以内に届けてくれるというサービスが存在します。
めっちゃ便利だなーと思ったので紹介します!
5km以内、16元から。
ちなみに私が使用したことがあるのは「闪送」shan song というサービス。
他にも地域毎にサービスがあったりするのですが、こちらは全国対応。
5kg、5km以内一律16元、60分保証という料金体系。
重さや距離が増えると料金がすこし増えます。
どうやって注文するの
・送り主の住所と電話番号
・受取人の住所と電話番号
・送る物の名称
以上を記入してリクエストボタンを押せばOK、会員登録不要です
電子マネー先払い。
リクエストが承認されたらあと何分で到着という情報がアプリ上に表示されます。
そして受取人のもとへドライバーが到着、荷物を引き渡し、受取人の元へ向かいます。
勝手に送りつけることはできない
ここで注意したいのは、受取人は安全のため「受取番号」をドライバーに伝える必要があります。
「受取番号」は送り主のリクエスト承諾時に通知されるので、送り主から受取人に事前に伝えておく必要があります。
なので、知らない人のところに勝手に荷物を送りつける、というのはできないのです。
便利な使いかた
私が使用したのは出張中に荷物を先にホテルに届けるとき。
晩からも用事がありましたが、昼にできた荷物から解放されたかったので16元はらって荷物だけさきにホテルに届けてもらいました。
普通の宅配だと一度集配センターに集められるので時間がかかっちゃいますが、これは直送なので超スピーディー!便利!
この使い方発見した自分を褒めたいです。
あとはこういうシチュエーションがあるんじゃないだろうか・・
友達の家に忘れ物をしたけど取りに帰るのは大変
仕事で発生した急ぎの書類をちかくの会社まで届けたい
絶対ほかにもありますよね、教えて欲しい。
なぜドライバーが多いの
このサービスの仕組みは、リクエスト情報が付近のドライバーに通知され、ドライバーが承諾するという流れになっています。
これ、ドライバーさんは本業というよりもバイクさえあれば手軽にできる副業として利用している人が多い。そのため数が多い!
中国ではuber, didiなどの配車アプリがとんでもなく発達してますが、まったく同じ原理。車さえあれば手軽にできる副業です。
副業が手軽にできる中国だからこそ実現するサービス
中国では副業が悪みたいな考え方は全くないです、むしろみんな自然にいろいろな商売をしている印象。
だからこそこういった人力で小回りのきくサービスがめちゃくちゃ多いです。便利!
まだまだたくさんあるので引き続き紹介しますー!( ◠‿◠ )